POLICY

おいしいお米をつくるために

花の米のこだわり POLICY


花の米のこだわり

大自然の恵みを最大に。

いうまでもありませんが、お米は日本人の主食であり古くから親しまれてる食材です。
しかし、時代とともに食の欧米化が進み米を食べる人が減っているのも事実です。
私たちは、合理化と効率ばかりを求めた米作りではなく、先祖代々受け継がれた農地と農法を守りながら手間はかかっても少しでも美味しい米を作り、より美味しいお米になるよう日々研究を重ねています。
ぜひ、この機会に皆様に食べていただくことで、お米が持つ本来の美味しさを感じていただければと思っています。

妙高山の恵み

おいしいお米の育成に欠かせないのが「水」。花の米こしひかりは、越後名山の妙高山麓に降った雪や雨が地中深くしみ渡り、長い年月をかけて山麓から湧き出る冷たく澄んだ水を使っています。
この水は、先人たちが難工事の末100年以上もの年月をかけて作った「上江用水」を通って私たちの元へと流れてきます。
この妙高山麓の水は米以外に酒造りなどにも使われていて、私たちの住む上越地域には、雪中梅や鮎政宗、君の井などで知られる酒蔵が多く点在しています。

お米づくりに最適な環境

大自然の空気

花の米こしひかりの主な産地である新潟県上越地域は、日本海と妙高山の間に広がるくびき平野を中心に古くから稲作が行われてきた土地柄です。
日本海から吹く風、そして妙高山から吹きおろす風が常に空気を動かし入れ替えます。また、冬は雪が汚れた空気を包み込んで綺麗にし、晴れた日の夜空は凛と澄み切った空気とともにキレイな星空を望むことができます。
そんな澄んだ空気で育まれたからこそ、「花の米こしひかり」は、よりおいしさが引き立つのです。

長年育まれたこだわりの土

一般的に、収穫を終えた田んぼは翌春までそのままですが、私たちは収穫を終えると翌年に備えて機械で土を大きく掘り起こし、土中に新鮮な空気を入れるとともに微生物の活性化を促します。
また、農薬の使用を極力減らすことで(一般的な使用量に対して80%以上削減)微生物への影響を最小限に留めています。
そういったことを長年続けることで、良質な土壌をつくり、良質な稲を育てています。

受け継がれた米づくりの伝統

花の米こしひかりは、一般的な農法よりも手間のかかる「への字農法」を採用しています。
一般的な農法は、田植え時期に肥料を多く与え急成長させることで、成長初期の手間のかかる時期を短期間で通過し効率的に稲を育てています。どちらかというと人間の都合に合わせた農法と言えます。
対して私たちが採用している「への字農法」はとても手間ひまのかかる方法ですが、稲が本来持っている成長曲線に合わせて肥料を与えて稲が成長したい時にそれを助けてあげる育て方なので、稲に余計な負担をかけずストレスなく元気で丈夫に育ち、おいしいお米が穫れるようになります。ある意味人間の子育てに近いかもしれませんね。